数学教員の日常

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今まで経験してきた学校でのできごとを書いていきます。

教員を目指すのが危険な人の特徴3選

f:id:highschool-teacher:20200313064057j:plainこんばんは!

悲しいことですが、教員には向き不向きがあります(←どんな仕事にもありますよね)。どんなに一生懸命働いても、不向きなことを続けるのは苦痛を感じてしまいます。もちろんやりがいもありますが、、、そこで、今回は私の経験をもとに「教員を目指すのが危険な人の特徴」を紹介していきます。これから教員を目指す人の参考になればと思います。

 

➀気を使いすぎてしまう

これが最もストレスを溜めやすい要因だと思います。教員は密に関わる人が非常に多い職業です(期間も最低で1年です)。生徒、保護者、周りの教員など。どの職業でも気を遣うことは大事ですが、気を使いすぎると体がもちません。特に若手の先生というのは、新しい環境でストレスを溜めやすく、病気になり退職になるケースが増えてきています。教員にはとても重要な個性である一方、自分の身を滅ぼすかもしれない、”諸刃の剣”なのでご注意を!

 

 

②注意することが苦手

教員をやってみるとわかるのですが、生徒指導が非常に多いです。普段から注意することに慣れている人なんてそんないないと思います。もちろん教員をやっていくうちに指導が上手くなってくる人もいるとは思いますが、年配の先生でも上手くできている人は少ないよう思います(見て見ぬふりが多いです)。逆にこれができる人は教員として必ず上手くやっていけます。

 

③専門教科に対する自信がない

これは上記2つに比べるとすぐ修正が可能です。専門教科の学習は非常に大切です。質問に即答するだけで信用を勝ち取れますし、授業をしていく中で生徒と友好関係を築けます。そのためにはやはり専門教科の勉強が必要です。自分がやってて楽しい授業というのは、十分な準備をしたときのみ味わうことができます。もし時間に余裕のある方はぜひ専門教科の勉強を。

 

 

どうだったでしょうか。もし当てはまったとしても「生徒に対する思い」があれば教員を目指す価値はあります(私もほぼ全部当てはまるので笑)。本気でぶつかれば生徒は必ずわかってくれます。それは卒業してから伝わるかもしれませんが。それでも教員というのはいい職業です。みなさんぜひいい教員になってください!