数学教員の日常

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今まで経験してきた学校でのできごとを書いていきます。

高3の担任を経験して感じたこと3選

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こんばんは!

私は教員歴4年なのですが、今年度、卒業生を出すことができました。転出などもなく無事全員卒業させることができました(欠席が多くて4人ほど留年しそうでした、危なかった笑)。私の学校は私立なのですが、歴代の高3の担任の中で私は最年少のようです。そんな私がこの1年を通して感じたことを書いていきたいと思います。

 

 

➀また1からスタートか、という気持ちになる。

高2から持ち上がっていたのでもちろんやりがいもあったのですが、また同じようなことを1からやっていかなければならないのかという思いが真っ先にありました。もちろん卒業生はかわいいですし、新しく入ってくる新入生と会えるのは楽しみなのですが、もう一度これを繰り返さなければならないと思うと少しゾッとしますね笑。

 

 

 

②受験指導を行った生徒からとても信頼される。

私自身もそうなのですが、受験指導(主に小論文の添削、面接練習、教科の指導など)をしていくことにより生徒からの信頼を得ることができました。担任ならば受験指導をするのは当たり前と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、半数以上の先生は他の先生に受験指導を投げています。実際、私も他のクラスの生徒を何十人も相手にしてきました。もちろん高3の担任というのはハッキリ言って他の学年とは比べ物にならないほど大変でした。ですが、なにがあっても生徒への対応は丁寧に行わなければならないと私は考えています。

 

 

③面談で指定校の話しを出してくる保護者が多い

私の学校は夏に面談があるのですが(どの学校もあると思います)、指定校の話しを切り出してくる保護者が非常に多いです。しかし、私のクラスは欠席数や評定が低い生徒が多いので、指定校推薦を使える生徒はほとんどいません。保護者の方全員が受験に詳しい訳ではないので(もちろんめちゃくちゃ詳しい方もいました笑)、指定校推薦がダメなら一般入試しかないと思われている方も多かったです。私はいつも早期から受験をさせるようにしていたので、AO入試のことを説明し受験させるようにしていました。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?私は大学生のころから教員になって、卒業生を出すことに憧れていました。この年齢で卒業生を出せたことを非常にうれしく思っている一方で、また似たようなことを1から行わなければならないのかという虚無感が心の中を渦巻いています。もし同じような気持ちの方がいらしたら、コメントください笑。それでは~