数学教員の日常

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今まで経験してきた学校でのできごとを書いていきます。

私が思う数学を勉強する理由2選

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こんばんは!

休校が始まり3週目に入りますね。その影響もありここ2週間ほど、お昼で帰れたり土日にしっかり休みが取れています。ただ一つ怖いことがあって、それは4月から学校が始まった際、GWまで休みのない"魔の20連勤"みたいなのが起こったときに耐えられる気がしません笑(今の生活に体が慣れちゃいました笑)。まぁ、考えても仕方ないですよね(←えっ笑)。話しは変わりますが今回はなぜ数学を勉強するかについて書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 ➀些細なことでも疑問をもてるようになる。

こんな能力いらない!と思う方も多いかもしれませんが、仕事をしていく上で非常に大切になってきます。例えば、会計の計算などで 30+26+19+50+ … …のような 2桁の足し算を電卓で10個行い、その結果1000を超えたとします。「あれ、おかしい?なんで10個なのに1000を超えるのか?どっかで桁がずれている」のように、ちょっとしたことに疑問を抱けるようになります。こういった小さなことの積み重ねの発見が後の大きなトラブルへの予防に繋がります。

 

 

 

 

➁論理的思考力が身につく。

数学はスポーツでいうところの"筋トレ"です。英語や国語というのはそれを学べば日常生活に直接関係してきます(英語を勉強すれば、外国人と話せるようになったり、漢字を勉強すれば、読めない字が読めるようになったり)。ですが数学は学んだところで直接的に日常生活に絡んできません(サイン、コサイン、タンジェント、絶対使いません笑)。筋トレも同じです。それをやったからといって直接的に競技に関わってくることはないです。しかし、スポーツを行う上での土台になってきます。数学を学ぶこともこれと同じで物事を考える土台の形成を数学を学ぶことによって行っているのだと私は考えています(すみません、分かりづらくて、、、笑)。

 

 

 

 

数学ってすごいですよね。大人になってから学びなおす人も少なくないですし。けど、一方で「なんでこんなん勉強せなあかんの?算数あれば生きていけるし(ドヤ)」って生徒も毎年必ずいます笑。私自身は数学が好きですし、解けたときの爽快感がたまりません。もし生徒が駄々をこねている場合は上記2つの理由を参考にして頂ければと思います。