数学教員の日常

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今まで経験してきた学校でのできごとを書いていきます。

若手教員が学年に対して思うこと2選

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こんばんは!

教員の方であれば、自分が所属する来年度の学年は非常に気になりますよね。人事の発表は一言で言えば"先生のクラス替え"みたいなものです。どのクラスの担任になるかも気になると思いますが、同じ学年をもつ先生との関係も非常に大切です。同じ船に乗る仲間なのでここに協調性のない方がいると主任の先生はもちろん、他の担任の先生にも被害が出ます。今回は私が学年に対して思うことを2つほど書いていきたいと思います。

 

 ➀学年により中堅教員の力量にかなりの差がある。

私が今まで所属してきた学校では学年主任の先生はみなさん頼れる方が多いのですが、その学年の"2番手"の先生の力量の差を非常に感じます。私の学校もそうで、高2の中堅の先生は後輩の面倒見もよく、問題が起こればいつも間に入って対応されています。一方で私の学年の中堅の先生は自分のクラスしか見ておらず、他のクラスに問題が起こっても見向きもしません。これでは後輩がかわいそうですよね。主任の先生とはやはり年齢が離れているので、年齢が近い中堅の先生のアドバイスが非常に大切だと私は考えています(生徒との距離感も主任の先生よりは近いので)。こういった方が同じ学年にいれば非常に心強いですよね。

 

 

➁学年で先生間の対立があると非常に気をつかう。

これも私の学年でありました。どちらかというとこれは各担任よりも担任をまとめる主任の先生が大変だなと思いました。教員をやっていてよく思うのですが"生徒の対応より大人の対応の方が難しい"ということです。特に教員の方の考え方を変えるのは至難の業です。先生間に対立があると学年団の雰囲気も悪くなりますし、何より生徒のトラブルが起こった際に連携が取れず、後手に回ってしまうことが多々ありました。教員間の協力は学年の運営で必ず必要です。

 

 

 

上記の2つは本来、若手の先生が気を使うところではないと思います。しかし、こういった些細なことを感じることができる先生は貴重だと思います。やはり中堅の先生で私は学年の雰囲気が左右されると思います。私もしっかりした先輩教員になれるよう頑張ります。悩みのある若手の先生は必ず相談を!!