数学教員の日常

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今まで経験してきた学校でのできごとを書いていきます。

クラスでトラブルが起こる前兆とその対策

(2020年6月11日(木)に更新しています)

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なんでだろう、クラスの雰囲気がよくない

それはよくない傾向ですね、、、もしかするとトラブルが起こる前兆かもしれませんね

 

学級運営って楽しさもある一方でほんと難しいですよね。
今回は「クラスでトラブルが起こる前兆とその対策」について書いていきたいと思います!

 

 

☑本記事の内容

 

 

 

トラブルが起こる前兆 3選

①ゴミ箱のゴミが一杯

これはとても分かりやすいですよね。
私の学校では、ゴミ捨ては日番の仕事です。
なので、日番がゴミ捨てに行かないとどんどん溜まっていきます(日番は日替わりです)
真面目な生徒はゴミ捨てに必ず行ってくれるのですが、その子たちからすれば、溜まったゴミ箱を見たときに、「なんで私が行かないといけないんだろう」
というマイナスの気持ちになってしまい、その感情が積もると心にも影響してきます。
ぜひゴミ箱を観察してみてください。

 

②上靴のかかとが踏まれている

私は生徒たちにいつも「ものを大切にできる人は人も大切にできる」と伝えています。
まさにその通りですよね、ものを投げる行為やかかとを踏む行為はこれもまたマイナスの気持ちを発生させる原因になります。必ず見つけたら、注意しましょう。

 

③教室でネガティブな言葉が飛び交う

もうこれは学級崩壊の一歩手前ですね。
ダルイ、やりたくない、しんどいなどクラスの雰囲気を一発でぶち壊せるパワーワードがもしクラスで飛び交っているようであれば、必ず止めて下さい。
聞いているだけで、気が滅入ってしまう生徒も多いです。

 

 

対策

①ゴミ箱のゴミが一杯

私自身ももちろん毎日チェックしていました。あと自分のクラスを担当している教科の先生にゴミ箱の状態をみておいてくださいとお願いしていました。
お昼休みにゴミ捨てに行くのですが、忘れる生徒もやはりいます。ですので、4時間目の授業を担当されている先生に、よくゴミ捨てに行くようにと促してもらってました。

 

②上靴のかかとが踏まれている

生徒が帰ったあとの下駄箱を見ればわかります。
スリッパのタイプだとかかとがないので、どうしようもありませんが、、、
かかとを踏んでいるようであれば後日、注意します。
一番やりやすいのは、年度初めに、「ものは大切にすること」と言って、「先生はあの時ものを大切にしろよって言ったよな」の流れがベストかと思います。
もしこういった伏線を張っていなければ、学年集会か何かで、主任の先生から「ものは大切にするように」といった話しをしてもらえば、「〇〇先生がこの前、ものを大切にしなさいって言ってたよね」と注意できます。

 

 

 

③教室でネガティブな言葉が飛び交う

授業中は先生がいるので、もしネガティブな言葉が生徒からでれば注意ができます。問題は先生がいないときです。
ですので、休み時間も教室にいましょう笑。
私はいつも授業準備をして、教室にいました(もちろん行けないときもありました)
ゴミ捨ても行っていない場合すぐ言えるので結構オススメです。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
気を抜くと簡単に学級崩壊一歩手前の状態になってしまいます。
やはり担任一人で抱え込むのでなく、学年もしくは学校単位で協力して、学級経営していきましょう。
まぁ、もし学級崩壊しても、それは1つの経験と考え、次に活かせばよいと思います!
それでは!