数学教員の日常

数学教員の日常

今まで経験してきた学校でのできごとを書いていきます。

今年度の振り返り【高3を担任される方必見!!】

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こんばんは!

今日で2019年度が終わりますね。明日から新年度です。今回は私が今年度行ってきた業務を月ごとに書いていきたいと思います。来年度、初めて高3を持たれる方はぜひ参考にしてみてくださいAO入試などの日程が変わるので参考にならないところもありますがその辺はご了承ください)

 

【4月】

新しいクラスになり、高3ということもあり、1つ1つの授業の大切さを説明。休み時間や放課後は生徒一人一人と毎日必ず面談し、専門学校のAO入試を受ける生徒にはこの時期から志望動機の添削や面接対策を行った。GW前のHRで自宅学習の重要性を説明。

 

【5月】

中間考査があるので、評定の重要性をHRで何度も解説する。それに付け加え、欠席や遅刻が増えてきている生徒に対し、出席の重要性を個別に指導し、クラスでもそのことを呼びかける。専門学校のAO入試を受ける生徒の対応も4月から引き続き対応を継続。

 

【6月】

4月同様、休み時間や放課後に生徒一人一人と毎日必ず進路に関する面談を実施。クラスでは期末考査に向け、勉強を促す。この時期から専門学校の入試を受ける生徒がでてくる調査書の発行は8月1日からしかできない

 

【7月】

休み時間や放課後の面談は継続。さらにこの時期から大学のAO入試をエントリーするためのオープンキャンパスがあり、それに参加しなければAO入試を受けることができない。そのことを生徒に伝え、ほとんどの生徒がオープンキャンパスに参加するようになる。ちなみに私のクラスは半分程度がAO入試で合格しました。

 

【8月】

8月が一番大変でした。生徒へのAO入試対策がピークになり、大学側から出される課題の対応、志望理由書の添削、面接対策など。今までにしたことのない対策を朝から夕方までビッシリ行う。夏休みで授業がないのが唯一の救い。もちろん三者面談も実施。

 

【9月】

AO入試の受験が始まる。また指定校の構内選考もこの時期に行われる。選考漏れした生徒には面談を実施し、対応。文化祭、体育祭もこの時期なので、メリハリが大切である。調査書の発行がとても多くなる。

 

【10月、11月】

公募制推薦の前期入試が増え、推薦書をめちゃくちゃ書かなければならない。入試に落ちた生徒には面談を実施し、次にどこを受けていくかを指導。一般で数学を使う生徒には個別でセンター対策を実施。

 

【12月】

公募制推薦の後期入試が始まる。公募前期で落ちた生徒が受験する。一般では戦うことができない生徒がほとんどだったので、私自身も少し焦る。面接だけで受験できる大学もあるので、そういったところも生徒には勧めた。個別のセンター対策も継続中。

 

【1月】

冬休み中は個別のセンター対策がメイン。学期が始まり、センター試験まではセンター対策を行った。自分のクラスで進路が決まっていない生徒に対しては三者面談を実施した。

 

【2月】

2次試験で数学を使う生徒がいなかったので、特に何もしていない。卒業式の練習くらい。

 

【3月】

コロナのため割愛(特に何もしていません笑)。

 

 

 

どうだったでしょうか?学校のレベルにより忙しい時期は変わります。私の場合は8月が最も大変でした。ですが受験でしっかり生徒の対応を行うと生徒からの信頼を獲得することができ、クラス運営がとても円滑にできます。ぜひみなさん、クラス運営のため受験を上手く活用しましょう。