数学教員の日常

数学教員の日常

今まで経験してきた学校でのできごとを書いていきます。

休校延長!?GW明けから遠隔授業開始、、、

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(この記事は2020年4月30日(木)に更新しています)

こんばんは!

5月6日までの緊急事態宣言ですが、おそらく延長されると思います、、、それを受け学校の休校も延長されるかと思います。

  • 6月から学校再開
  • 9月から学校再開

など、さまざまなことがウワサされていますね。(6月や9月に学校が再開したら、名曲の「3月9日」が歌えなくなりますね、、、笑)

 

今回はそんな休校延長がほぼ確定しているなか、私の学校でのGW明けからの対応を書いていきたいと思います。私の学校では多くの先生がオンライン授業の準備のため20時まで仕事しています、、、

(ちなみに私の学校ではスマホタブレットを持っていない生徒にはiPadの貸し出しを行っており、一応全員Zoomに接続できる状態にはなっています。)

 

 

オンライン授業の本格実施

Zoomを用いたオンライン授業の本格実施がスタートします。さらに時間割通りで授業を行っていくとのことです。実施の上での要点をまとめますと

 

  • 授業は50分の実施はせず、30分以内で行う
  • 生徒は原則授業に参加
  • 授業方法は各教科に任せる

 

とのこと。うーん、非常に難しいですね。数学や英語はまだ授業をしやすいと思いますが体育などはどうするのでしょうかね、、、難しいです。さらに出欠も取るようなので、30分以内の授業の中で行うには工夫が必要かと感じました。(Zoomで入室できたら、チャット機能で生徒1人ずつに「出席」と送信させるなどを私は考えています。)

 

私が考えているオンライン授業の方法

 

highschool-teacher.hatenablog.com

 この記事でも上げているのですが、私はZoomの「画面共有」の機能を用いて授業を展開しようと思います。私は以下の流れで行おうと思っています。

 

  • 教科書の例題の解説
  • 教科書の問いを生徒がノートに解く
  • 問いの解説
  • 丸つけしたノートをロイロノートで提出
  • 授業後に添削し返却

 

本格的なオンライン授業を開始するとトラブルのオンパレードになる気がします。そもそも、ICTの導入が進んでいない学校ではどういった対応を行うのだろう?課題をまとめて生徒に配布し、「各自でやっておくこと」ではそろそろ限界である気がする。

教育にお金をかけてこなかった国が今まさに試されている気がします。ほんと、教育現場の先生方は苦労されていると思います。

「オンラインを用いて対応」と抽象的なトップダウンでなく、学校に応じた具体的な案を国には示してほしいです。つらい時期ですが、みなさん最善を尽くせるよう頑張っていきましょう!