数学教員の日常

数学教員の日常

今まで経験してきた学校でのできごとを書いていきます。

突然ですが教員1年目を振り返ってみました

(2020年5月21日(木)に更新しています)

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みなさん、教員1年目って覚えていますか?
私は4年前なんですが、ほんと最近のことのように思います!
今年1年目の先生、もしくはこれから教員を目指そうとしている先生、温かい目で私の1年目のころを見て頂けたらなーと思います笑

 

 

 

☑本記事の内容

 

 

 

 

1年目に勤務していた学校

私が1年目に勤務していたのは地元で一番評判が悪かった定時制高校でした。
そこで1年間、非常勤講師(週14コマ)としてお世話になりました。
ちなみにその当時は非常勤講師だけでは給料が少なかったので、塾のアルバイトも掛け持ちして働いていました笑。


定時制高校といっても、留年や飛び抜けて年が離れている生徒はほとんどいませんでした。
緊張しつつ、初授業に行こうとした際、数学の先生から言われた一言を私は今でも鮮明に覚えています。
それは「あんまり笑顔を見せると生徒になめられるから真顔でいきなさい」と、、、
いやーこれ衝撃ですよね笑。
まぁ、私はその助言を無視して、普通に接していました笑。
評判が悪い学校の割りに、悪い生徒はいないんだなーってのが初日の感想でした。

 

次の日も授業のために学校に行くと、職員室がざわついていました。
詳細を聞くと、どうやら、生徒同士の喧嘩が先日(私の初出勤の日)の午後10時ごろに学校近所の公園で起きたそうです。
しかも1対3らしく、やられた生徒は結構ひどい状況だったみたいです、、、
初年度の私にとって、この事実はほんと衝撃的でした。
まさか初日でこんなことが起こるのか、、、

 

それ以降もやはりトラブルが続出していましたが、私は授業のみの非常勤講師でしたので、トラブルに関わることはほとんどありませんでした。
やはり担任は大変なんだと改めて思いました。
幸い私の授業は崩壊することもなく無事1年を過ごすことができました。

 

 

 

 

 

1年目に勤務した学校の学力

1+2は計算できますが、2ー1はできません。あと二桁の掛け算も結構危ない生徒がいました。ただ、数人の生徒は普通に偏差値50程度の高校であれば、ついていけそうな子もいました。やはりピンキリですね。

 

 

まとめ

改めて思うと1年目に勤務した学校の先生方はほんと凄いなと感じます。今の私ではおそらく、その学校での担任は不可能かと思います。
あとその学校の数学の先生が私に「この学校では英検1級や数検1級なんかより柔道2段の方が役に立つぞ」と冗談半分で言っていましたがたしかにそんな気がしました笑。
どんなところでもしっかり生徒に指導できる教員になりたいものですね!
私もこれを機に頑張っていきたいと思います!