数学教員の日常

数学教員の日常

今まで経験してきた学校でのできごとを書いていきます。

私が思う教員のやりがい3選

f:id:highschool-teacher:20200306110231j:plain


こんばんは!
高3を今年度担任しており先日卒業式でした。(泣きすぎて在校生からはネタ扱いされてます笑)高1、高2、高3の担任を一応経験しましたので、今回は私が思う教員のやりがいについて書いていきたいと思います。(←26歳のクセに何を知った風に言っとるやーって方、すみません笑)

 

 

➀生徒の夢が教員だったとき。

生徒の夢が教員だったとき、特に担任している生徒の場合、嬉しくてたまりません。もちろん小学校のころからの夢という生徒もいますがそれでも構いません。今年の私のクラスにも将来体育の先生になりたいという生徒がいました。その生徒と一緒に大学受験の志望理由を考え、面接の指導を行っている時間はとても楽しく、いつか一緒に働いてみたいという思いで胸が一杯になりました。

 

 

➁生徒の成長を身近で感じられる。

生徒は我々教員が思っている以上に成長します。特に受験のときに私は見ることができました。

私のクラスには毎回定期テストを休みたいという生徒(女の子)がいました。彼女は受験勉強を全くしておらず、AO入試で受験を考えていましたが、残念ながら志望校に落ちてしましました。そこから、彼女は2か月という短い期間ですが、寸暇を惜しんで勉強し見事、公募制推薦で合格しました。合格してからの彼女はクラスでも前向きな発言が増え、成績に伸び悩んでいる生徒に「私も一緒に頑張るから勉強しよ」と呼び掛けていました。これには本当に感動しました。

 

 

➂卒業生と会ったとき。

髪の毛を染めたり、ピアスを開けたりとチャラチャラしますが(←もちろん全員ではないですよ。笑)やはり卒業しても生徒は生徒です。高校卒業後も前向きに夢に向かう姿、困難にぶつかり弱気になっている姿など、さまざまですが、卒業生の頑張っている姿はとても励まされます私学は転勤がありませんので、これが一番のやりがいになるかもしれませんね。

 

 

以上が私の思う教員のやりがいなどですが、記事を書いてみて思ったのですがどちらかというと卒業してから、やりがいを感じるケースが多い気がします。なかなか見返りがないからこそ、見返りがあったときの感動はすさまじく、やりがいを感じますね。苦しいこともたくさんありましたが、卒業生を出せて心の底から嬉しく思っています。