数学教員の日常

数学教員の日常

今まで経験してきた学校でのできごとを書いていきます。

若手の先生へ、私が伝えたい初任校の大切さ

 

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んばんは!

あと2週間で新年度ですね。私の学校では今日、英語科の新しい先生が挨拶に来ていました。しかも新卒です(←若っ笑)。いやーなんか懐かしい気分になりますね。私も四年前はこんな感じだったなーと思いながら見ていました笑。今回は私が思う初任校の大切さについて書いていきたいと思います。

 

 

 

【大変な学校の方が後の財産になる】

あっ、私は「若い人は苦労せなあかん」や「辛くても3年は続けろ」などのブラックな価値観は全くありません笑。そこは勘違いしないでくださいね。そんな私が言うのもアレなのですが、一番初めの学校は少し荒れている学校の方がいいと思います(←えっ笑)。私は大学4年生のころ、採用試験に落ちていたので講師登録をしていました。私の実家の近隣の高校、3校から連絡がありました。

  1. 「商業高校(常勤)」
  2. 「偏差値50の普通科高校(常勤)」
  3. 「地元では噂が最悪の定時制高校(非常勤)」

みなさんならどの学校を選びますか?普通、2番目の学校を選びますよね笑(もちろん必ずそこで採用されるかは分かりませんが、、、)。ですが私はそのとき3番目の学校で教員としてやっていければ、絶対どこの学校でもやっていけると思い、3番目の学校を選びました。実際に働いてみるとトラブルがやはり多く、担任を持たれている先生は凄く大変そうでした。ですが教員間の仲が良くとても連携もされていたように思います。私はそこで出会った数学の先生にとてもお世話になりました。その先生は「落ちているゴミは必ず拾う」「ずれている机を見つけると整列する」「トラブルがあったらすぐ駆けつける」をいつも徹底していました。私はこの先生から生徒指導なども教わりました。

 

 

 

生徒指導が大変な学校というのは生徒の扱いが上手い方が本当に多いので新任の先生なら必ず勉強になります。もし講師として働かれる方は一度是非、生徒指導に重きを置くような学校を選んでみてください。必ず今後の教員人生で役に立つはずです。