クレペリン検査って知ってますか?【HRネタ】
(2020年5月7日(木)に更新しています)
なんか教育心理でクレペリン検査ってのを習ったような、、、
あれって、学校現場でも使えるかなー?
はい!私はHRなどで時間のあるときに使ったりしますよ!
そもそもクレペリン検査とは
単純な計算を通し、注意力、集中力を測るための検査です。
与えられた作業をどれだけ効率よくこなすことができるかの測定、また誤答率や誤答のタイミングから、性格を把握することができます。
主に鉄道運転手や公務員などで採用されたりしています!
クレペリン検査の方法
- 制限時間は前期15分→休憩5分→後半15分
- 隣り合った数字を足して下1桁のみを記入
- 1分ごとにアナウンスがあり、計算が途中でも次の行に進む
- 性格に関する質問に答える
(4は合計35分の計算の後に、「私はリーダーシップがある」などの質問に答えていくみたいなのですが、私は用いたことがありませんので、今回は割愛します笑)
例として下記画像を参照してください!
注意すべきは4+6=10なのですが、下1桁なので0を記入!
1分経てば強制的に次の(2)に移動しなくてはなりません。
さらに1分経つと次は(3)、(4)......の順に移動していきます!
診断方法(作業量と作業曲線をを用います)
作業量とは読んで字のごとく、どれだけ多くの計算ができたかを指します。多ければ多いほどいいです!
作業曲線とはすべての計算が終わったときに1分間ごとに計算した最後の数字を結んで現れる曲線を指します!
この作業曲線がクレペリン検査においてもっとも重要視されます!
診断結果の例としては
- Cのような形が最も一般的です。計算初めとラストスパートをかけられるタイプです。途中で集中力が切れてしまうのがネック
- また曲線が右にシフトしている場合は初めは作業に戸惑っていたものの、即座に状況に応じて適応できるタイプです
誤答数
これがあまりにも多い場合は注意が必要です。
ミスを恐れないと言えば表現がいいかもしれませんが、作業量を抑えてでもある程度は誤答数を抑える必要があります。
普段の生活から細かい作業には気をつける必要がありことが分かります!
まとめ
いかがだったでしょうか?私は高校生のHRの時間にやったりしますが、意外と生徒からは好評でした。
分かったこととしてはよく授業中に寝ている生徒は作業量は物凄く早いのですが、誤答数も物凄く多かったです。
また1回目よりも2回目、どんどん回数をこなすごとに、データは向上していました。
ぜひみなさんもお時間のある時にやってみてはどうでしょうか?自分なりに生徒を分析してみてください!それでは!