高校の担任が三者面談で意識すべきこと
(この記事は2020年5月6日(水)に更新しています)
今年初めての担任だ、三者面談はどんな話しをすればよいのだろうか?保護者の方もいると緊張するなー、、、
今回はこういった方に向けて記事を書いていきたいと思います!
三者面談のポイントは学年ごとによって違いますが、「担任が話し過ぎない」など学年に関わらず、意識すべきポイントがありますのでぜひ参考にしてみてください!
私のプロフィールを軽く書いておきます。
- 教員1年目:担任していません!
- 教員2年目:高1担任!
- 教員3年目:高2担任!
- 教員4年目:高3担任!
こんな感じです。詳しくはこちらの記事を参照してください!
highschool-teacher.hatenablog.com
highschool-teacher.hatenablog.com
☑本記事の内容
高校での三者面談の役割
高校での三者面談は中学とは異なり、早期の段階から進路に関わる話しをします。
生徒がどういった方面に進みたいのかを保護者の人にも共有してもらい、学費の支援の有無や一人暮らしが可能であるかなど、生徒一人では決めれないことをこの機会に確認します。
また保護者の方に生徒の学校での様子を知ってもらうことも家庭と連携を図るうえで非常に大切になってきます。
(私が担任しているクラスの生徒は両親ともに来ることが結構あったので、よく四者面談をしていました笑。あと生徒の妹も交えて面談することもありました笑)
三者面談の時期は?
学校にもよりますが、だいたい1学期の期末考査終了後からですので、7月初旬かと思います。
回数はだいたい年1回かと思います。(私の学校は7月と3月の年2回実施でした、、、準備が大変っす笑)
三者面談の際、学年に関係なく共通で話すこと
面談で話す主な内容としては
- 学校生活について
- 勉強方法について
- 自宅での様子について
- 進路に関すること
正直、1に関しては特に準備しなくても対応できると思います(もちろんトラブルの多い生徒は別ですよ)。
2、3に関しては保護者の方と生徒がメインで話すのでこちら側は聞くことに徹するのみです。
一番大変なのが4です。これに関してはある程度事前に準備をしておかなければ、保護者の方や生徒からの質問に答えることができません、、、
よくある質問としては
- ○○大学ってどうなんですか?
- 看護学科でうちの子が今のレベルで行ける大学はありますか?
など。ですので、ある程度、知識が必要になってきます。
事前に生徒と個人面談をしておけば、教員側もその進路に合わせた進路先を調べておくことができるので、必ず進路先を把握しておきましょう!
学年別に意識して話すこと
高校1年生:文系や理系のコース選択
入学して数か月しか経っていませんので生徒の学校での様子を丁寧に話すとよいと思います。
また、進路に関してはBenesseのCompassなどでの細かいデータは用いず、生徒が希望する進路があれば、そこは否定せず、頑張るよう促します。
高校2年生になるとコース選択があるので、文系にするか理系にするかなどの話しを生徒の将来の夢をもとに聞いていきます。
高校2年生:志望校を決める
高校2年生の面談では具体的な志望校について聞いていきます。
また、オープンキャンパスもこの時期から随時増えてきますので、そちらの情報も提示してあげるとなおよいかと思います!
高校2年生の面談からはBenesseのCompassを用いて具体的な数値から進路を考えていきます。
私が高2の面談で一番意識しているのは生徒が目指している進路があまりにも実現不可能な場合、抑えの進路先を提示しています!
高校3年生:受験方法の選定
実際に受験する学校と受験方法を考えていきます。
特にAO入試を受ける場合はオープンキャンパスが必須になることが非常に多いのでそのあたりの情報も提示してあげる必要があります。
またここでもやはり、高2のとき以上に抑えの学校を明確にしておきます。
受験の日程や出願方法などに関してはミスのないよう、保護者の方にチェックしてもらうよう、私はお願いしています!
まとめ
いかがだったでしょうか?
最後に三者面談で大切なのは「教員より、生徒と保護者の方に話してもらうこと」です。保護者の方も忙しい中、学校に来てくださっています。満足していただけるよう心掛けましょう。それでは!